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九州のお醤油は驚くほど多い!九州の醤油はなぜ甘い?お醤油の効果や味の秘密をまとめました。

2022年1月27日

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九州の甘口醤油はなぜ甘い?まとめ

お刺身に合う醤油はないかな?

九州の醤油は甘いって聞いたけど本当?

 

九州出身、関東在住歴12年のお刺身大好きな私が

九州の甘口醤油について調べてみました。

九州の甘口醤油が好きになってくれる人が増えるといいなぁと思いながらまとめました。

 

お刺身には九州の甘口醤油が一番?

九州の魚はおいしい!とよく言われますね。

今は昔と違って流通が発達していますのでどこに住んでいても旬の美味しい海の幸がいただけるようになりました。

そんな中でも九州のお魚が美味しいと言われることは、九州の魚が新鮮でお魚自体の味が美味しいという以外にお醤油が関係しているのではないでしょうか。

九州のお醤油は他の地域のお醤油と違って甘味があり、その甘みがお刺身とよく合いその美味しさを引き立てていることは間違いないと思うのです。

 

私は魚が食べるのも育てるのも大好きなので魚を食べる機会が多いです。
なのでお魚は少しでも美味しく食べたい!

 

関東へ来てお刺身を食べた時、お醤油がしょっぱいのにびっくりしました!

今でこそスーパーでの甘口醤油の種類は増えましたが約12年前関東へ来たばかりのころは何故甘い醤油が売ってないんだろうと不思議でなりませんでした。

 

なので今回はそんな九州のお醤油の事を記事にしてみました。

大豆と醤油

九州の醤油はなぜ甘い?

 

九州に限らず、全国各地のお醤油にはその土地の風土や食文化が深く関わっています。

それは、お米やお酒と同じように醤油も地域によって味わいが違うほどです。

九州の醤油は他の地域より特に甘く、さらに南に向かうほど甘さが強くなる傾向があります。

「九州の醤油はなぜ甘い?」の、その謎に迫ってみましょう。

 

お醤油の種類

日本の醤油は5種類(日本農林規格(JAS))によって定められています。

その中でも九州の甘口醤油は【濃口醤油】にあたり、甘口で濃いのが特徴です。

お醤油の種類は5種類

①濃口(こいくち)

②薄口(うすくち)

③溜(たまり)

④再仕込(さいしこみ)

⑤白(しろ)

 

こんなに種類があったなんて知りませんでした!

日本のお料理が繊細で美しく上品な味付けなのはこのお醤油の種類から使い分け作り出されているのかと思うと納得です。

地域の味は地域のお醤油によって引き立てられているんですね。

 

九州のお醤油が甘い理由 その①歴史的な背景

 

九州の醤油が甘いのは、日本の歴史的な背景も関係しています。

日本が鎖国をしていた江戸時代に九州は長崎県の出島が貿易の窓口でした。

 

そしてオランダとの交易で砂糖が持ち込まれ、九州ではサトウキビの栽培が始まります。

 

当時、砂糖は高級品でしたが九州は砂糖の国産化が進み、比較的安易に入手できました。

そのため、醤油の塩辛さを和らげるために砂糖を入れ始め、甘口の醤油が出来たと言われています。

そうはいっても当時はまだまだ砂糖は高級品で、甘味の付いた食べ物は客人のおもてなし料理として振舞われていたそうです。

 

九州のお醤油が甘い理由 その②九州の魚や焼酎にも関係?

 

魚は新鮮な身は硬くて歯ごたえがあり、醤油もはじいてしまいます。

九州人は新鮮な魚を好むため甘くてとろみをつけた醤油をお刺身にたっぷりつけて食すのが一番美味しいと感じるのです。

 

そして、お刺身のお供といえばお酒!

九州のお酒と言えば「焼酎」が有名ですよね。

 

その焼酎とお醤油の関係は、というと、、、?

何故醤油と九州の甘い醤油が合うのか?

その答えは、焼酎の作り方に答えがありました。

 

それは、

 

焼酎は蒸留酒だという事。

 

蒸留酒とは、醸造酒(発酵液)を熱し、水とアルコールの沸点の違いを利用して作られるお酒のことです。

 

蒸留酒の種類は焼酎・ウイスキー・ブランデー・ウオッカ・ジン・ラムなどで

それら蒸留酒は糖分を含んでいません。

 

そのため、辛口になります。

辛口の焼酎のおつまみには甘い食べ物が合いますね!

 

逆に、日本酒は糖が含まれているので、甘い日本酒には塩辛いものが好まれる、という事です。

 

確かに、焼酎に甘いお醤油で食べるお刺身や馬刺し、日本酒にはイカの塩辛などがよく合いますね。

 

こちらで私のおすすめする九州のお醤油をまとめています。
九州の甘口醤油をお買い求めの際は是非参考にしてただけるといいなと思います。

 

お醤油の種類と食べ物の相性

種類 白 薄口甘口濃口再仕込
熟成期間 短い(半年から1年) 熟成期間  長い(2年から3年) → 
合う素材エビ ホタテや貝類 イカ 白身魚 焼き魚 なんでも サーモン ブリ トロ

 

ペコちゃん
ペコちゃん
九州の醤油はしょっぱいといったクレームが来ても甘すぎるという理由のクレームはほとんどないそうですよ。

いかに九州の人が甘いお醤油を好んで使っているかがわかりますね。

 

醤油が持つ効果効能

お醤油が持つ効果効能をまとめてみました。

実は醤油には料理に使うだけではなく、様々な効果があります。

その効果とは?

①消臭効果

②芳香効果

③静菌効果

④相乗効果

⑤緩衝効果

 

です。

醤油には秘められた効能効果が様々ありますが今回は醤油に含まれる効果効能を大きく分けて5つ解説します。

 

1.消臭効果

お刺身にお醤油をつけるのは味が美味しくなる、というだけではなくこれをマスキング効果と言って

お醤油には「魚の生臭さを消す」働きがあります。

これは、アミノ酸の一種であるメチオニンが変化したメチオノールといった物質の働きによるものです。

同じようにお魚をお醤油に漬け込む漬けにも同様の効果があります。

 

2.芳香効果

お醤油の焦げた香りや熱を加えた時の香りは食欲をそそるものです。これはお醤油に熱が加わった時にアミノ酸と糖が反応してアミノカルボニル反応を起こすためです。お魚の照り焼きはこの効果がうまく利用されています。

 

3.静菌効果

お醤油には適度な食塩やアルコール、有機酸などが含まれているため大腸菌なの増殖を止めたり死滅させる効果があります。

つくだ煮や醤油漬け(ニンニクやいくら漬け)などがこの効果を利用して日持ちをよくしています。

 

4.相乗効果

だしつゆの深いうまみはお醤油の中のグルタミン酸と鰹節の中のイノシン酸が働き合って生まれます。このように両方の味が合わさることで共に引き立つ効果を相乗効果と言います。

 

⑤緩衝効果

人が美味しいと感じるph(ペーハー)はph4~5の弱酸性と言われています。お醤油はpH4.7~5.0と弱酸性なのですが、急激なphの変化を抑えて食べ物を美味しいとされる弱酸性の範囲に近づけてくれる働きがあります。この作用によって料理を調和のとれた人が美味しいと感じる味付けにする効果があります。

 

お醤油は発酵食品ですのでこの5つ以外にも様々な効果が知られています。

 

お醤油は美味しいだけではなく様々な健康効果があることがわかりました。

醤油とお皿

 

 

まとめ

今回は、九州出身関東在住の私がおススメの九州の醤油ななぜ甘い?の謎をまとめてみました。

 

今はネットでもいろいろな醤油を買う事が出来ますが

九州に本当にたくさんの美味しい醤油があります。

九州のスーパーはお醤油の品ぞろえが多いので初めて見る方はびっくりされると思います。

しかも、お店によって品ぞろえがちがう!

これ本当です。

それほど九州には沢山の醤油が存在しているという事です。

 

ちょっと九州のお醤油に興味が沸いてきましたか?

 

日本醤油協会の「しょうゆ大使」に任命されているTBSアナウンサーの安住さんも九州のお醤油の多さには驚かれていましたよ。

安住さんは醤油の街(宮崎県日南市大堂津)へ休暇を使って個人的に取材に行かれたこともあるそう。

(安住さんは全国のお醤油のラベルをコレクションするほど醤油愛が大きいです)

 

色々お試ししてみるとご自分に合う醤油がきっと見つかるはずです。

この記事が少しでも九州のお醤油ってどんなだろう?と興味を持ってくださるきっかけの一つになるといいなと思います。

 

お刺身の美味しさはお醤油で決まると断言します。

これは本当です!

お刺身の美味しさが一段も二段もアップしお刺身がますます好きになってしまうと思います。

まだ九州の甘いお醤油を試したことない方は是非一度お試しください!

きっと新しい発見があると思いますよ。

 

そしてもっとお魚を好きになってほしい私でした。

 

こちらで私のおすすめする九州のお醤油をまとめています。
九州の甘口醤油をお買い求めの際は是非参考にしてただけるといいなと思います。

 

おわり。

 

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